1.ウイルスに対する次亜塩素酸ナトリウムの有効性                次亜塩素酸ソーダ販売ページへ

No ウイルスの種類 次亜塩素酸ナトリウムによる消毒 根拠・出典
インフルエンザウイルス 次亜塩素酸ナトリウム、イソプロパノールや消毒用エタノールなどが有効である。消毒剤の噴霧は、不完全な消毒やウイルスの舞い上がり、消毒実施者の健康被害につながる危険性もあるため、実施するべきではない。
*次亜塩素酸ナトリウム
次亜塩素酸ナトリウムは、原液を希釈し、0.02〜0.1w/v%(200〜1,000ppm)の溶液、例えば塩素系漂白剤等を用いる。消毒液に浸したタオル、雑巾等による拭き取り消毒を行う、あるいは該当部分を消毒液に直接浸す。

厚生労働省:第2章 新型インフルエンザの基礎知識:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/hourei
/jimuren/h21/dl/090223-1a_0003.pdf

2 ノロウィルス ウイルスを完全に失活化する方法としては、次亜塩素酸ナトリウムや加熱による処理があります。
 調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)で浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。
 また、まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
 なお、二枚貝などを取り扱うときは、専用の調理器具(まな板、包丁等)を使用するか、調理器具を使用の都度洗浄、熱湯消毒する等の対策により、他の食材への二次汚染を防止するよう、特に注意するよう気をつけましょう。
厚生労働省:(平成16年2月4日):http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou
/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
MERS、SARSコロナウイルス(呼吸器症候群)、鳥インフルエンザウィルス(H7N9) 目に見える環境汚染に対して清拭・消毒する。手が頻繁に触れる部位については、目に見える汚染がなくても清拭・消毒を行う。使用する消毒剤は、消毒用エタノール、70v/v%イソプロパノール、0.05 〜0.5w/v% (500〜5,000ppm) 次亜塩素酸ナトリウム等。なお、次亜塩素酸ナトリウムを使用する際は、換気や金属部分の劣化に注意して使用する。 厚生労働省:(2014年7月25日)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-ansenshou19
/dl/20150602_01.pdf


2.次亜塩素酸ナトリウムのその他の使用目的

用 途 有効塩素濃度 希釈倍率(希釈例)
水(飲料水、プール、排水)の除菌 約0.8ppm 約140,000倍
(約7ml/1m3水)
食器類の除菌 約100ppm 約1,200倍
(約15ml/20L水)
生野菜・果実類の除菌 約100ppm 約1,200倍
(約15ml/20L水)
浴室、浴槽、便器等の除菌 約600ppm 約200倍
(約90ml/20L水)
しみ抜き・漂白
(酒、果汁、インキ等)
600〜2,000ppm 60〜200倍
(90〜300ml/20L水)

                                                         出典:高杉製薬:次亜塩素酸ナトリウムについて
3.有効塩素濃度の経時変化(6%ライフクロン)

【測定サンプル】 
6%次亜塩素酸ナトリウム 4sボトル
1ロット20℃以下保管及び35℃保管各3本
充填時有効塩素 7.4%

【測定方法】
各時点、各サンプルより10ml抜き取り、
JIS規格により有効塩素を測定

【保管環境】 倉庫内保管(20℃以下)及び35℃恒温保管

【測定結果】
図のとおり20℃以下で保管すれば効力はほとんど低下しない。

                                出典:株式会社 ライフ試験室

4.次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は別物です

項目 次亜塩素酸ナトリウム 次亜塩素酸水
主成分
次亜塩素酸イオン
次亜塩素酸
pH pH12以上(強アルカリ性)
pH5.0〜6.5(弱酸性)
使い方 使用用途により100倍から10000倍に薄める
原液使用
におい 塩素臭がある 基本的に無臭。反応時に塩素臭

用途 器具、容器などに限定して使える漂白剤 衣服、手指、器具、空間などの除菌、消臭
安全性 金属を腐食する。トリハロメタンを生成する 目や口に入っても問題なし。歯周病にも使える
刺激性・毒性 刺激性がある
酸との混合で有毒ガスが発生
なし
殺菌力 100ppm以上で殺菌力有り 効果大。あらゆる微生物を不活性化
消臭力 塩素臭がある 臭いそのものを分解

                                                   出典:Line corporation:次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い